1.夫婦喧嘩ばかりだった注文住宅検討時代
私は昔からアパートや団地に住んでいて、一軒家に住んだことがありませんでした。
なので、結婚して子供が出来たら上尾市で高気密高断熱かつアイランドキッチンがついた一軒家に住んでみたいなぁと漠然と思っていました。
対して主人は生まれてからずっと一軒家に住んでいました。
そんな主人はバイク好き。自分の家にガレージを作って、そこでバイクをいじるのが夢なんだ!と語っていました。
結婚して一年がたったころ、アパートの更新期限がきたため、そろそろマイホームを考えようという話になりました。
そこで私たちは憧れのガレージ付きのマイホームを手に入れるため、注文住宅を建てようと決意し、建築事務所の門をたたいたのです。
しかし、それからマイホームに関する夫婦喧嘩が増えていきました。
2.注文住宅って面倒くさ・・・。
購入したい土地も決まり、いざ、住宅の打ち合わせ。どんな間取りにしようか?
私が希望しているアイランドキッチンはどうする?主人が熱望するガレージもどんな風にしようか?
ここはああして、こうして・・・なんて希望が、私はまったく出てきませんでした。(キッチン以外)
というのも、当時、長女が生後半年。まだまだ夜間の授乳がありました。
私は寝不足で毎日フラフラ。マイホームのことなんて考える余裕も時間もなかったのです。
その時には「注文住宅面倒くさい!もうそっちで勝手に決めてくれ」とさえ思っていました。
しかし、主人は憧れのガレージ付きのマイホームに気持ちははやるばかり。
打ち合わせのたびに「なんでちゃんと考えてないの?!一生住むかもしれない家だよ!大事じゃないの?!」と言われ、「はぁ?!そんな余裕ありませんけど!」と夫婦喧嘩勃発。
この時は夫婦で沢山話し合いました。
3.今私たちが住んでいるのは
結局、私たちのマイホームがどうなったのかと言うと、今私たちはマンションに住んでいます。
注文住宅からマンション?!と思われるかもしれませんが、これが、私達夫婦が話し合いをして出した結果です。
何故、マンションを購入することになったのか。
喧嘩を沢山した私達はとりあえず注文住宅の話はいったんおいて、建売の一軒家やマンションも検討してみよう、ということになったのです。
そんな中で、一番初めに見たマンションに夫婦二人でひとめぼれ。
駅からも近く、スーパーも病院も徒歩5分圏内。田舎と都会のちょうど中間で静かな住宅地。近くに大小合わせて5つも公園があって子育てするのには最高の環境でした。
子どもが進学するときのこと、夫婦二人になった時のことも考えると、その場所がいいねと夫婦二人満場一致で決まりました。
こうして私達は注文住宅の一軒家からマンションに住むことに決めたのです。
4.住みたい家は夫婦二人で決める
夫婦それぞれの憧れのマイホーム像というものがあると思います。
主人は建売の一軒家は嫌だ、と思っていて、結婚する前から建てるなら注文住宅!と決めていたそうです。
対して私は特にこうしたい!というこだわりはありませんでしたが、これは嫌!という意見だけはありました。
なので、主人の意見に否定することが多くなり、喧嘩が勃発したのだと思います。
マイホームに関しては特に夫婦の想い・イメージを合わせていくことが大切だと思います。
どちらかの想いが強すぎても弱すぎてもうまくいきません。
そして、多くの意見、多くの選択肢があるとなお良いといいと思います。
注文住宅、建売の一軒家、マンション、そんな選択肢の中から夫婦二人が満足できるマイホームの形は必ずあります。
家族みんなが安らげるマイホームに出会えることを願っています。